世話人紹介GREETING

青木 隆敏

第38回 胸部放射線研究会当番世話人
産業医科大学医学部 放射線科学講座
青木 隆敏

第38回 胸部放射線研究会の当番世話人を務めさせていただくことになりました、産業医科大学の青木隆敏でございます。第60回日本医学放射線学会秋季臨床大会は、2024年10月18日(金)~20日(日)の日程で、福岡国際会議場にて開催される予定ですが、本研究会はその初日の10月18日(金)に同会場にて開催させて頂きます。歴史と伝統のある研究会を担当させていただき、たいへん光栄に存じます。

本研究会は、画像と病理の対比を中心に、症例報告をもとに議論を深め、臨床の場に直結するような情報を共有する研究会として発展してきたと認識しております。今回の要望演題は、「画像と病理の対比ができる胸壁・縦隔の間葉系腫瘍(稀な疾患、もしくは非典型的画像所見を示した病変)」および「肺外病変の画像所見が診断の決め手や一助となった肺病変」とさせていただきました。病理のコメントは、福岡大学病理学教授の濵﨑慎先生と九州大学病院 病理診断科・病理部の橋迫美貴子先生にお願いしております。疾患の本質や、診療方針決定に果たす画像診断の役割の理解に繋がれば幸甚です。多くの演題をご登録頂きますようお願いいたします。

河野通雄記念講演では、長崎大学 芦澤和人先生に肺癌検診ガイドラインについて、藤田医科大学 大野良治先生には最新の胸部MRI診断について、領域講習としてタイムリーなご講演をしていただく予定です。

ご参加いただいた皆様にとって、日々の臨床現場で役立つ、実り多き研究会になるよう準備を進めております。是非、福岡にお越し頂き、日中は会場での熱い討論を、夜は福岡の街の雰囲気と美味しい食事をご堪能頂きたく存じます。皆様、どうぞご支援のほどよろしくお願い申し上げます。