世話人紹介GREETING2021年6月21日更新

本多 修

第35回胸部放射線研究会 当番世話人
関西医科大学放射線科学講座
本多 修

第35回胸部放射線研究会の当番世話人を務めさせていただくことになりました関西医科大学の本多修です。このような伝統ある研究会を担当させていただき、非常に光栄に感じております。

今年の第57回日本医学放射線学会秋季臨床大会は関西医科大学・谷川昇大会長のもと、2021年9月17日(金)~19日(日)にナレッジキャピタルコングレコンベンションセンター(グランフロント大阪)においてハイブリッド開催が予定されていましたが、新型コロナ肺炎の影響でWEB開催となりました。胸部放射線研究会は日本医学放射線学会秋季臨床大会とともに併催されているため、第35回胸部放射線研究会もWEB開催となりました。今年の胸部放射線研究会は2021年9月17日(金)にライブ配信で行われ、ライブ配信の録画はオンデマンドで後日配信される予定です。

皆様が一同に会して活発な討議をしていただけることはできなくなりましたが、WEB開催に参加していただき、本研究会を盛り上げていただければ幸いです。今回の病理コメンテーターには肺病理に造詣の深い関西医科大学病態検査学講座・蔦幸治先生と神戸大学病院病理部病理診断科・田中伴典先生にお願いしており、より深い議論ができるものと期待しています。今年の胸部放射線研究会では27演題の応募をいただき、興味深い症例が数多く集まりました。演題の応募をしていただいた先生方、誠にありがとうございます。研究会では肺腫瘍、縦隔・胸壁、びまん性肺疾患、感染・血管病変・その他の4つのセッションを予定しています。

例年行われる胸部放射線研究会での教育講演は前回から河野通雄記念講演と名称が変更されましたが、今年の河野通雄記念講演では大阪医療センター・栗山啓子先生に“肺癌の画像診断 河野通雄先生から続く道”、がん研有明病院・負門克典先生に“肺癌と鑑別を要する疾患の画像診断”のタイトルで講演していただく予定ですので、ぜひともお聴きいただきたいと思います。

最後になりましたが、全国の皆様にご参加・ご協力により、いつもの熱気ある、また実りのある胸部放射線研究会にしていただき、日本の胸部画像診断のレベルをあげていただければ幸いです。よろしくお願いします。